2013年6月12日水曜日

皮膚病って塗り薬?3

ある日、知人の紹介で
頬が赤くて困っている方が
来られました
塗り薬も飲み薬も全く効果がなく
他の病院で、原因不明の
難しい病気と説明をうけておられました
頬が赤いのみならず、小さなぶつぶつが
たくさん見られていました
赤いのは酒さという病気と考えて
皮膚科では刺激物が悪いといい伝えられています
そこで「辛いものはお好きですか」と尋ねると
「タバスコが大好きです」と答えられました
辛い物を食べると舌の味蕾がつぶれます
そうするともっと辛い物が必要になります
するともっと味蕾がつぶれるという
いたちごっこになり、腸管内壁に大きな打撃を与えます
免疫と神経とホルモンをつかさどる腸管に炎症を起こすことで
顔が赤くなると考えました
刺激物をやめると速やかに赤みが消えたのでした

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